株式会社畑田コーティング
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技術紹介

コーティング方法

流動浸漬(ポリエチレンやナイロンのコーティング方法)
槽内に樹脂パウダーを入れ下部から空気を吹き込み、流動させ加熱した被塗物を浸漬し保持する熱量により、表面にパウダーを溶着させ塗膜を形成させる方法です。

無接点コーティング(ナイロン11)
主に小物のコーティングで、通常は全面コーティングした物は、必ずつり治具のあとがつきますが、つり治具を用いない、治具あとのつかない無接点コーティングを行っております。

塩ビゾール
塩ビゾールの液体の入った槽に、あらかじめ加熱した被塗物(基材)をコーティングした物を、焼付けして製品が仕上がります。

紛体塗装
粉末の塗料を使用し、溶媒を使用せずに、空気を媒体として塗装を行う方法を紛体塗装といいます。
当社は、粉体静電塗装を行っており、静電塗装機によって塗装する方法です。加圧空気により粉体塗装を塗装ガンへ搬送するとともに、ガン先端にて高圧(−60〜−100KV)を印加し、アースされた被塗物に対して静電、吹付塗装を行う作業であり、塗装後は焼付処理を行い、完成塗膜を確保する方法です。

当社の粉体樹脂別加工方法(塩ビゾルのみ液体)

流動浸法 静電塗装法 ミニコート法 ディッピング法
ポリエチレン


ナイロン11

ポリプロピレン


EAA


塩ビゾル


ポリエステル


エポキシポリエステル


記号:○使用

注)
  • EAAとはエチレンアクリル酸共重合樹脂
  • ミニコート法は、無接点コーティング方法
  • ディッピング法は、樹脂に浸するコーティング方法で塩ビゾルは液体であるからその液体樹脂の中に基材を入れてコーティングする方法です。
熱可塑性粉体塗料の性能

ポリエチレン ナイロン11 ポリプロピリン EAA 塩ビゾル
密度(g/cm3 0.92 1.08 0.91 0.93 1.25
融点(℃) 105 185 150 105 -
脆化点(℃) -35 - - -76 -40
引張り強さ(kg/cm2 85 400〜480 260 210 140
伸び(%) 550 300 660 600 380
メルトフロート 20 - 11 16 -
表面硬度(ショアーD) 46 75 64 53 61
吸水率 0.01 0.9〜1.1 0.01 0.01 -

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